MURASAKI SHONAN OPEN

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MURASAKI SHONAN OPEN

REPORT

SKATEBOARD STREET CONTEST
SUMMER JUMBO SESH in MURASAKI SHONAN OPEN
powered by SKATEARK

7/15(SUN)-16(MON) @PARK AREA

REPORT レポート

そうそうたるビッグネームを抑え、佐川 涼が初代「夏の王者」を獲得!!



7月15日、16日と「SUMMER JUMBO SESH in Murasaki Shonan Open powered by SKATE ARK」 が開催された。
初開催となった今大会をオーガナイズしたのは、ARK LEAGUE。昨年神戸で開催されたBMXフラットランドとスケートボードによる賞金総額1,000万円をかけたストリートスポーツ世界大会だ。会場にはそんな世界大会ならではの本格的なスケートパークが登場し、競技演出、大会レギュレーション、そしてタブレット端末を活用したリアルタイムジャッジシステムなどによって壮大なスケールへと生まれ変わった大会は、2日間を通して終始大盛況となった。



【7/15(日) 予選】

大会初日の15日は、総勢37名による予選が行われた。1ヒート3名ずつによる3分間のジャムセッションを行い、トータルランキング上位7名が翌日のセミファイナルへと駒を進めることができる競技フォーマットだ。
地元の若手ライダーやオリンピック強化指定選手が予選とは思えないハイレベルなライディングを披露し観客を沸かすなか、見事セミファイナルへの切符を獲得したのは、戸倉 万汰廊、池田 大輝、小林 空、星野 玄翔、佐々木 真那、 戸倉 大鳳、 佐川 涼。若い世代の台頭が際立った予選となった。



【7/16(月) 準決勝・決勝】

前日に続き、炎天下となった2日目。まずは、予選を勝ち抜いた7名に、招待ライダー14名が加わった計21名によるセミファイナルが開催された。セミファイナルも1ヒート3名ずつによる3分間のジャムセッション。予選と同じ競技フォーマットだ。全7ヒートの中から上位9名が決勝へと進むことができる。



セミファイナルはヒート1に桑本 透伍、阿部 直央、戸倉 万汰廊、ヒート2に北詰 隆平、清水 葵、池田 大輝、ヒート3に小島 優斗、村井 海斗、小林 空、ヒート4に、瀬尻 稜、米坂 淳之介、星野 玄翔、ヒート5に阿部 涼太、アディ・ルー、佐々木 真那、ヒート6に戸枝 義明、ジュンヤ・ファイヤー、戸倉 大鳳、ヒート7に玉野 辰磨、池 慧野巨、佐川 涼というスタートリストとなった。


史上稀に見るハイレベルな激戦を勝ち抜き見事ファイナルへコマを進めたのは、池 慧野巨、戸枝 義明、戸倉 万汰廊、小林 空、佐々木 真那、瀬尻 稜、阿部 涼太、池田 大輝、佐川 涼の9名。またしても若い世代がファイナリストに名を連ねる結果となった。
※1位通過となった池 慧野巨はセミファイナル直後に体調不良をうったえ途中棄権となり、代わって予選10位の玉野 辰磨が繰上げ通過となった。



「MURASAKI SHONAN OPEN 2018」の全競技日程のフィナーレを飾ることとなったSUMMER JUMBO SESH決勝。
会場に収まりきらない超満員の観客が押し寄せ、灼熱の熱気とともに熱い視線がパークに注がれる中、各世代のトップスケーター9名が登場した。



10代からは、最年少にして注目株の池田 大輝、オリンピック強化指定選手の佐川 涼、20代からは、今大会直前のワールドカップスケートボーディングのヨーロッパ大会で優勝し勢いに乗る瀬尻 稜、その瀬尻をセミファイナルでスコアを上回ったハンマートリッカー阿部 涼太。そして30代からは、地元の維持を見せる戸枝 義明、初のファイナル進出を獲得しDamnAm Japanではベストトリックも獲得した最年長、玉野 辰磨が登場。世代を超えたファイナルにふさわしいハイレベルな戦いが繰り広げられた。


そして、SUMMER JUMBO SESH初代王者に輝いたのは、ソロランをノーミスで滑りきり、ジャムでもハイレベルなトリックを連発した佐川 涼。2位の瀬尻 稜に約6ポイント差をつけ「夏の王者」の称号を獲得した。



決勝を終えた後には、出場者には事前に知らされずサプライズとして用意された「SUMMER JUMBO  SESH AWARD」が発表された。これはセミファイナル、ファイナルで、事前に運営側が決めていたセクションでのベストトリックを決定し賞を授与するというもの。
このサプライズアワードに見事輝いたのは、台湾からの招待ライダー アディー・ルー。セミファイナルでフロントサイドテールスライドtoヒールフリップアウトを決め会場を大きく沸かせてくれた。



そして、大会最後を飾ったのは 「Diamond Supply BEST TRICK」。
セミファイナルに進出した21名に特別参加の白井 空を加えた総勢22名が参加。


センターセクションを使ったハイクオリティ&ハイレベルなトリックを各ライダーが次々と披露しジャッジを大いに悩まさせた末、フロントサイドKグラインドのレール全流しtoアーリーショウビットアウトをメイクした戸倉 万汰廊が見事ベストトリックを獲得した。



RESULTS 大会結果

FINAL SCORING
RANKING 45sec SOLO RUN JAM SESSION GRAND TOTAL
PONG JUNICHI ARAHATA SOICHIRO NAKAJIMA BLOCK TOTAL PONG JUNICHI ARAHATA SOICHIRO NAKAJIMA BLOCK TOTAL
1 RYO SAGAWA 45sec SOLO RUN 10.8 11.1 12.1 34.1 JAM SESSION 17.2 17.3 18.6 53.1 87.2
2 RYO SEJIRI 45sec SOLO RUN 12.3 12.3 11.2 35.9 JAM SESSION 17.2 15.4 12.8 45.4 81.3
3 DAIKI IKEDA 45sec SOLO RUN 9.1 9.5 9.2 27.9 JAM SESSION 16 14.5 14.3 44.8 72.7
4 MANTARO TOKURA 45sec SOLO RUN 9.4 7.5 9.7 26.7 JAM SESSION 14.5 10.5 11.8 36.8 63.5
5 MANA SASAKI 45sec SOLO RUN 9.6 8.6 9.6 27.9 JAM SESSION 15 7.9 10.8 33.7 61.6
6 SORA KOBAYASHI 45sec SOLO RUN 9.4 6.4 8.7 24.6 JAM SESSION 14.8 4.5 13.1 32.4 57
7 TATSUMA TAMANO 45sec SOLO RUN 2 1 3.2 6.3 JAM SESSION 15 12.6 12.1 39.7 46
8 RYOTA ABE 45sec SOLO RUN 10.4 10.4 10.6 31.5 JAM SESSION 3 2 7.1 12.1 43.6
9 YOSHIAKI TOEDA 45sec SOLO RUN 5.5 2.5 4.5 12.6 JAM SESSION 11 5.5 8.7 25.2 37.8

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