REPORT
SURFING SHORTBOARD CONTEST
TOP of TOP SURFING Supported by Corona Cero
7/19(SUN)-20(MON) @BEACH AREA
REPORT レポート
“最高の中の最高”を決める特別な舞台。「TOP of TOP SURFING supported by Corona Cero」岡野漣が頂点に。2026年7月19日(日)・20日(月・祝)の2日間、MURASAKI SHONAN OPEN 2026 BEACH AREAにて「TOP of TOP SURFING supported by Corona Cero」を開催した。
本コンテンツは、プロサーファー・粂浩平がプロデュースする完全招待制イベント。“最高の中の最高”をコンセプトに、WSLやS.LEAGUEで活躍するトップコンペティターをはじめ、フリーサーファーやウェーブハンターなど、それぞれ異なるフィールドで活躍する18名が鵠沼海岸に集結した。
出場したのは、田中大貴、佐藤魁、新井洋人、鈴木仁、安室丈、小嶋海生、大橋海人、小林直海、岡野漣、稲葉玲王、堀越類、松下諒大、河谷佐助、酒井仙太郎、加藤翔平、平原颯馬、仲村拓久未、髙井汰朗。世代やスタイル、フィールドの垣根を越えたトップサーファーたちが、“TOP of TOP”の称号を懸けて熱い戦いを繰り広げた。
今年はCorona Ceroがタイトルスポンサーとして大会をサポート。会場では応援アイテム「TOTクラッパー」が来場者へ配られ、ライディングが決まるたびに鳴り響くクラッパーと歓声が、鵠沼海岸を熱気に包み込んだ。
大会は3名1ヒート・全6ヒートで行われるOpening Roundからスタート。各ヒート1位のみがRound 3へ進出し、2位・3位はElimination Roundへ。Elimination Roundを勝ち上がった選手がRound 3へ加わり、Round 3では各ヒート1位のみがQuarterfinalへ進出。Quarterfinalでは各ヒート1位3名に加え、2位選手の中で最も高いスコアを記録した1名がSemifinalへ進出し、Semifinalでは各ヒート1位のみがFinalへ駒を進めるという、最後まで勝敗の行方が分からない独自フォーマットで開催された。
Opening Roundでは、仲村拓久未、鈴木仁、加藤翔平、田中大貴、大橋海人、稲葉玲王がそれぞれヒートを制し、Round 3へストレートで進出。田中は安定したライディングで試合を組み立て、鈴木や加藤も持ち前のスタイルを存分に発揮。大橋、稲葉も要所でスコアをまとめ、危なげなく勝ち上がりを決めた。
一方で、岡野漣、小嶋海生、堀越類をはじめ、佐藤魁、新井洋人、安室丈、小林直海、松下諒大、河谷佐助、酒井仙太郎、平原颯馬、髙井汰朗はElimination Roundへ。各ヒート1位のみがRound 3へ進出できるサバイバル形式の中、それぞれが持ち味を発揮して激しい戦いを繰り広げた。
その結果、堀越類、平原颯馬、岡野漣、酒井仙太郎、小嶋海生、安室丈がRound 3進出を決め、OPENING ROUNDを1位で通過した6名とともに次のステージへ駒を進めた。
Elimination Roundを勝ち上がった選手が加わったRound 3では、各ヒート1位のみがQuarterfinalへ進出。Opening Roundを首位で突破した選手たちが安定した強さを見せる一方、敗退の危機を乗り越えた岡野漣、小嶋海生、堀越類らも勢いそのままに勝ち上がり、大会はさらに白熱していった。
Quarterfinalでは、各ヒート1位3名に加え、2位選手の中で最も高いスコアを記録した1名がSemifinalへ進出できるルールが採用され、最後まで一つのライディングが勝敗を左右する緊張感あふれるヒートが続いた。
中でも大会屈指の名勝負となったのが、岡野漣と堀越類による一戦。両者一歩も譲らないライディングを見せる中、岡野が13.60ポイント、堀越が13.50ポイントを記録。その差はわずか0.10ポイントだった。ヒートは岡野が制したものの、堀越は2位選手の中で最も高いスコアを記録し、Semifinal進出を決めた。
また、小嶋海生は持ち前の経験を生かした試合運びで着実にラウンドを突破。Opening Roundから安定したライディングを見せていた田中大貴も存在感を発揮し、トップサーファーたちによるハイレベルな戦いが繰り広げられた。
Semifinalでは、小嶋海生と田中大貴、そして岡野漣と堀越類がそれぞれ対戦。Finalへの切符は各ヒート1位のみという厳しい条件の中、4名によるハイレベルな戦いが繰り広げられた。
Heat1では、小嶋が7.17ポイント、5.70ポイントをまとめ、トータル12.87ポイントをマーク。田中も10.47ポイントと安定したライディングを披露したが、小嶋が経験を生かした試合運びでFinal進出を決めた。
Heat2では、Opening Round、Quarterfinalに続き、大会を通して3度目となる岡野と堀越の対戦が実現。Opening RoundではともにElimination Roundへ回り、その後Roundを勝ち上がった両者はQuarterfinalで再び激突。岡野が13.60ポイント、堀越が13.50ポイントと、わずか0.10ポイント差でヒートを制したものの、堀越は2位選手の中で最高得点を記録しSemifinalへ進出。再び岡野との対戦が実現した。
Semifinalでも両者は一歩も譲らないライディングを披露。堀越が12.60ポイントを記録するハイレベルなサーフィンを見せたが、岡野は7.50ポイント、6.17ポイントを揃え、トータル13.67ポイントをマーク。大会を通して3度にわたり繰り広げられたライバル対決を制し、Final進出を決めた。
数々の激戦を勝ち抜き、Finalへ駒を進めたのは17歳の岡野漣と34歳の小嶋海生。勢いに乗る若き実力者と、経験豊富なベテランによる世代を超えた対決が実現した。
Finalで岡野は大会最高得点となる9.67ポイントを叩き出すと、7.07ポイントをまとめ、トータル16.74ポイントを記録。攻め続けるライディングで会場を魅了し、見事優勝を果たした。
対する小嶋も11.27ポイントをマークし、豊富な経験を生かした安定感あるサーフィンで最後まで食らいついたもののあと一歩届かず準優勝。3位には田中大貴と堀越類が入り、それぞれが高い技術と個性あふれるライディングで会場を沸かせた。
Opening Roundを勝ち上がった鈴木仁、加藤翔平、大橋海人、稲葉玲王をはじめ、出場した18名それぞれが持ち味を発揮し、“最高の中の最高”の舞台にふさわしいハイレベルなセッションを披露した。
「TOP of TOP SURFING supported by Corona Cero」の魅力は、コンテストシーンで活躍するトップサーファーだけでなく、フリーサーファーやウェーブハンターなど、それぞれ異なるフィールドで活躍するサーファーたちが同じ舞台で競い合うことにある。
コンテストで磨き上げた完成度の高いライディング、スタイルを追求した自由なサーフィン、そして世代やバックグラウンドを超えた真剣勝負。それぞれの個性がぶつかり合うことで、このイベントでしか見ることのできない数々の名シーンが生まれた。
会場に響き渡るTOTクラッパーと観客の歓声に後押しされながら繰り広げられた熱戦の数々。“最高の中の最高”を決めるこの特別な舞台は、今年もMURASAKI SHONAN OPENを代表するコンテンツとして、多くの来場者の記憶に残る2日間となった。



