MURASAKI SHONAN OPEN

MURASAKI SHONAN OPEN

MURASAKI SHONAN OPEN

REPORT

SKATEBOARDING STREET CONTEST
Rock Away WOMENS

7/19(SUN) @PARK AREA

REPORT レポート

特設カーブBOXを舞台に、世代を超えたスタイルが激突。Championに輝いたのは中山楓奈。

7月19日(土)、MURASAKI SHONAN OPEN 2026 PARK AREAにて、女子ストリートコンテスト「Rock Away WOMENS」を開催した。

Rock Awayは、一般的なスケートボードコンテストのように得点で順位を競う大会ではない。6名ずつ3ヒートに分かれて10分間のJAM SESSIONを行い、メイク率や完成度に加え、ライダーそれぞれのスタイルやチャレンジスピリット、「このライダーを決勝でも見たい」と思わせる存在感をジャッジが総合的に評価。各ヒート3名、計9名が決勝へ進出する独自のフォーマットで開催された。

今大会は、本コンテストのために設置された特設カーブBOXをメインセクションに使用。ライダーたちはこのセクションを自由な発想で攻略し、それぞれのスタイルや創造性を表現した。

出場したのは、東京2020オリンピック日本代表・中山楓奈をはじめ、国内トップライダーから将来を担うキッズライダーまで18名。最年少12歳、最年長27歳と世代を超えたライダーたちが一堂に会し、熱いJAM SESSIONを繰り広げた。

また、出場を予定していた黒田希杏は怪我のため欠場となり、小田切日茉莉が急遽出場。予選から会場は熱気に包まれた。

「決勝でも見たい」と思わせた9名。個性が光った予選JAM SESSION。

HEAT1には、中山楓奈、尾関萌衣、秋山にっ希、伊川愛唯、石丸葵、佐々木心結が出場。

オリンピアン・中山は安定感あるライディングで存在感を発揮し、特設カーブBOXを使ったラインで会場を魅了。13歳の尾関萌衣も物怖じすることなく積極的なチャレンジを続け、大舞台でも堂々とした滑りを披露した。石丸葵も自分らしいスタイルを存分に表現し、中山楓奈、尾関萌衣、石丸葵の3名が決勝進出を決めた。

HEAT2では、大西七海、多田桜子、藤澤虹々可、永濱和、杉本二湖、松川蓮が登場。

経験豊富な藤澤虹々可が安定したライディングで存在感を示す一方、13歳の永濱和、17歳の杉本二湖も果敢なチャレンジを続け、それぞれが持ち味を発揮。テンポよく繰り広げられるJAM SESSIONの中から、藤澤虹々可、永濱和、杉本二湖が決勝へ駒を進めた。

HEAT3では、上村葵、綿引愛留、小田切日茉莉、穐本美来、西村詞音、丹野莉愛がセッション。

上村葵は安定したライディングで実力を発揮し、穐本美来、丹野莉愛も最後まで積極的なアプローチを見せる。急遽出場となった小田切日茉莉も堂々とした滑りを披露し、最後まで見応えあるセッションが続いた。上村葵、穐本美来、丹野莉愛が決勝へ進出し、9名のファイナリストが出揃った。

世代を超えたファイナル。9名が魅せた、それぞれのスタイル。

決勝では、予選を勝ち抜いた9名が再び10分間のJAM SESSIONに挑んだ。

東京2020オリンピック日本代表の中山楓奈をはじめ、13歳の尾関萌衣、永濱和、穐本美来、丹野莉愛ら若手ライダーも物怖じすることなく果敢にアプローチ。国内トップライダーと肩を並べながら、それぞれが自分らしいスタイルを表現した。

また、藤澤虹々可、石丸葵、杉本二湖、上村葵も特設カーブBOXを巧みに攻略し、それぞれの個性を存分に発揮。ライダー同士が互いのトリックを称え合いながらセッションを盛り上げる、Rock Awayならではの空気が会場を包み込んだ。

最後まで目が離せないChampion争い。中山楓奈がタイトルを獲得。

決勝を通してひときわ存在感を放ったのは、中山楓奈。

特設カーブBOXを使ったラインで安定したライディングを披露し、観客を惹きつける滑りを展開した。

中でも、この日ひときわ大きな歓声を集めたのが、特設カーブBOXから飛び出してメイクした「フェイキー・トレフリップ」。高い打点から美しくボードを回転させ、そのまま足元でしっかりとキャッチして着地する圧巻の一撃に、会場は大歓声に包まれた。トリックを決めた瞬間には、中山自身も思わず笑顔を見せ、その手応えを感じている様子だった。

しかし、Championの行方は最後の最後まで分からなかった。

ラストアタックでは、藤澤虹々可が特設カーブBOXで「フェイキー・フロントサイド・ハーフキャブ50-50グラインド」を見事にメイク。 会場からはこの日最大級の歓声が沸き起こり、誰がChampionに選ばれてもおかしくない緊張感が漂う中、ジャッジの発表を待つこととなった。

その中で、中山が大会を通して見せた安定感、完成度、そしてスタイルが高く評価され、見事Rock Away WOMENS Championの座を獲得。最後まで目が離せないJAM SESSIONは、大きな拍手と歓声の中で幕を閉じた。

スタイルで魅せる。それがRock Away。

Rock Away WOMENSは、順位や得点だけでは語れない、ライダー一人ひとりの個性やスタイル、そしてチャレンジする姿勢を大切にするコンテストだ。

オリンピアンから次世代ライダーまで、世代を超えたライダーたちが同じ舞台で刺激し合い、それぞれが自分らしい滑りを表現した今大会。特設カーブBOXを舞台に繰り広げられた数々のセッションは、スケートボード本来の自由さや楽しさ、そしてライダー同士が生み出す一体感を存分に感じさせる内容となった。

最後まで誰がChampionに選ばれるか分からない緊張感の中、それぞれのライダーが観客を魅了した「Rock Away WOMENS」。スタイルとチャレンジが交差する唯一無二のJAM SESSIONは、今年もMURASAKI SHONAN OPENを代表するコンテンツの一つとして、多くの来場者の記憶に残る一日となった。

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